アトピー治療はいつまで続くの?治るの?

アトピー性皮膚炎の治療はいつまで続くのか?そして治療の効果が出て治るのか?ということについても触れておくことにします。

まず頭にいれておきたいのは、根治ということは難しいということです。見た目に肌がきれいになり、炎症もかゆみなくなり、薬も保湿剤も必要いらないという状態まで回復させることは短期間では無理ですが、根気よく治療すれば気にならない程度にまでは回復できます。

理想は薬を使わない状態を維持することですが、それは無理でも最小限の薬で症状が落ち着いた状態を維持することができるようにまでもっていくというのが治療の目標になります。


<アトピー治療の目標>

重症、中等症の人であれば、
⇒軽微あるいは軽症の皮疹はあるが、それ以上悪化することはない状態
が目標になります。

軽微、軽症の人であれば、
⇒日常生活に支障がなく、薬もあまり必要としない状態
が目標になります。

※<皮疹の重症度>

■ 重症・・・腫れ、むくみ、多数のぶつぶつ、かさぶた、多数の引っ掻き傷
■ 中等症・・・見た目にもわかる赤み、カサカサ、ぶつぶつ、引っ掻き傷による肌荒れ
■ 軽症・・・乾燥と軽度の赤み
■ 軽微・・・炎症が少なく、乾燥が主体


重症、中等症など赤みや掻き傷がひどい人の場合、まずは強めのステロイド外用薬を1日2回使って集中的に治療します。(かゆみがひどければさらに内服薬を追加。)

ある程度、肌がきれいになってきたら弱いステロイド外用薬に切り替えて炎症を治める免疫抑制剤などと併用します。肌のカサカサ感がなくなるまでこれを続けたら、最後は薬を止めて保湿剤のみのケアを行います。

治療期間として3~6か月ぐらいでしょうか。

軽微~軽症程度なら保湿剤だけでも治るそうですし、私のようにそれこそストレスの原因になっているもの(仕事や人間関係)がすっきりすればあっという間に肌状態が改善する可能性もあります。

ただ、傍目には問題がなくなったようにみえても アトピー性皮膚炎を発症させる種のようなものは残り続けています。そのため、生活習慣の乱れやストレスなどの影響を受け続けるとやはり再発してしまうことがありうるので常に注意は必要です。

とにかく治療中の悪化因子にもなりますし、再発の原因にもなるということで成人型アトピー性皮膚炎にとってストレスは相当大きな影響があります。

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