肌のバリア機能を守る正しい保湿スキンケア

ステロイド剤を外用薬を使ってカサカサしていた肌がしっとりするレベルにまで肌のバリア機能が回復した後は保湿剤を使った保湿ケアに切り替えます。ここまでくるのにだいたい3~4か月です。

アトピー性皮膚炎の方は例外なく肌のバリア機能が低下しているため乾燥肌ですし、アレルゲンや異物に対する侵入を防ぐことができないため刺激や炎症を起こしやすい敏感肌でもあります。

そのため保湿ケアをすることで肌のバリア機能をより強固にする必要がありますし、健康な肌状態を取り戻し、悪化因子の影響を受けても肌質がぶれないように強い肌をつくってアトピー性皮膚炎を再発させないように努める必要があります。

どんな保湿スキンケアをする必要があるかというと,、「皮膚を清潔に保ち」「乾燥を防ぐための保湿をして」「生活のなかで悪化因子を遠ざける」という3つです。


皮膚を清潔にすること
⇒汗や汚れなどはその日のうちにきれいに落とす。


保湿剤を使って保湿する
⇒保湿成分を与えてバリア機能を強化する。軽微なアトピーはこれだけでも効果あり。


その他
⇒爪を短く切っておく。肌着は着る前に一度洗っておくetc...


皮膚科などで処方される保湿剤は、

  • 白色ワセリン(純度の高いワセリン:プロぺト)
  • ヘパリン類似物質製剤
  • 尿素製剤

といったものが代表的です。毎日の入浴やシャワーの後は必ずこうした保湿剤を使って肌を保湿します。それから洗顔料ほか普段使う基礎化粧品などは、低刺激の敏感肌用のものを使います。詳しくは→敏感肌向け保湿化粧品ランキング<Best3>

皮膚科でよく推奨されるブランドを紹介しておくと、

  • 2eドゥーエ
  • キュレル
  • アルージェ
  • NOV
  • ディセンシア

といったものがあります。新しい化粧品を使うときはかぶれた原因がすぐにわかるように1品ずつ使うようにして、必ず事前にパッチテストや使用テストを行ってから顔に使うようにしてください。

洗顔は顔に付着した汚れを洗い落とすために必要なスキンケアですが、すすぎ残しで成分が生え際に残ってしまったり、泡立てが足りず肌を擦るようなことになると逆に刺激になって炎症を悪化させたり、バリア機能を壊してしまうので、やさしく、丁寧に、素早く行うことが大事です。

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