成人型アトピー性皮膚炎【駆け込み寺】~
その敏感肌、アトピーかも!?
乾燥肌や敏感肌の正体がアトピー性皮膚炎というケースが増加中!
もう数年も前のことですが、やけに肌は乾燥してかゆいし、ヒリヒリするしで困っていたこともあってドラッグストアに売っているかゆみ止めのクリームなどを使っていたんですが、あれって今思えばアトピー性皮膚炎だったんですよね。
それまでアレルギー疾患というものとは無縁だっただけにまさか自分がアトピーだなんてことは思いもしなかったんですが、痒みのあらわれた部位や症状、かゆみがひどくなるタイミングや状況を考えると間違いなくアトピー性皮膚炎だったと思います。
私自身がどうやってアトピー性皮膚炎を克服したかということについては当サイトの関連項目のところに個人的な体験としてまとめています。掻けば掻くほど、肌がめくれ炎症のせいか赤くなり、かゆみが強くなるという底なし沼でした。本当に辛かったです。
しかし、あることがきっかけでウソみたいにかゆみが引き、肌荒れも収まっていまではなんの影響もなく過ごしています。といってもアトピー性皮膚炎は完全に治るものではなく、火種は残っている状態なので気をつけないといけないのですが。
そんなわけで乾燥肌や敏感肌だと思っていたらアトピー性皮膚炎だったというケースが今すごく増えているみたいです。大人になってからの成人型アトピー性皮膚炎の場合、仕事などもあるのでなかなか皮膚科やアレルギー科に行けないこともあるんですが、当サイトを読み込んでもらって、行ったほうかいいか行くほどでもないか判断の材料にしてもらえればなーと思います。
アトピー性皮膚炎そのものを治す薬はありません!
アトピー性皮膚炎で使用されるステロイド外用薬やタクロリムス外用薬をはじめとする塗り薬や飲み薬に共通していえるのはアトピー性皮膚炎そのものを治す薬ではないということ。あくまでかゆみを止めたり、炎症を緩和する効能がある薬なんです。
そんなこともあり、炎症やかゆみを鎮め、悪化因子を遠ざけて、保湿ケアでバリア機能を回復させる。という3本柱が治療の中心になり、症状をコントロールするというのがアトピー性皮膚炎の治療になります。
アトピー肌は落ち着いた後のケアも大切です。
適切に治療すればアトピーの症状は落ち着きます。しかし、アトピー因子がある以上はいつ再発してもおかしくないので常日頃の生活習慣はお肌のお手入れが重要です。基本的に敏感肌用のスキンケア化粧品を使ってケアするのが基本になるので今からどんな敏感肌化粧品があるのかチェックしておくといいと思います。

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肌バリアを回復させる!
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